中東懸念続き日経平均２９４円安
週明け３０日（月）の日経平均は
前週末比２９４円安の３０，６９６円
と下落しました
前週末２７日（金）のＮＹダウは
３６６ドル安の３２，４１７ドル
と３日連続で下落しました
イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの攻撃を強めるとの懸念が高まっていることから
リスク回避の株式売りが主力株を中心に増えました
一方で
この日発表された９月の個人消費支出物価指数の
食品・エネルギーを除くコア指数の伸び（前年比）が８月に比べ低下したことから
インフレ懸念がやや後退し長期金利が低下しました
金利上昇時に株価指標の割高感から売られる傾向のあるネット、ハイテク株がこの日は買われ
ナスダック総合株価指数は４７ポイント高（１２，６４３ポイント）と３日ぶりに上昇しました
前日夕方に好決算を発表した半導体大手のインテルやネット通販大手のアマゾンが大幅に上昇しました
一昨日好決算を発表したにもかかわらず前日は下落したメタ（旧フェイスブック）もこの日は上昇しました
前週末のダウが大幅に下落し
引き続きイスラエルによる攻撃激化の懸念が高いことから
週明けの東京市場も株式を売る動きの強い状況が続きました
日経平均は一時は前週末比４５３円安（３０，５３８円）まで下落しました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は僅か２０６銘柄でした
（値下がり数：１，４２２）
ただ
週明けのＮＹダウ先物が前週末の現物終値に対し上昇したことや
前週末引け後に堅調な決算を発表した銘柄が買われたことから
日経平均は下げ幅を縮小しました
業種別指数（東証３３業種）は
電力ガス、電機の２業種を除く３１業種が下落しました
前週末米国市場で半導体株が買われたことから
東京市場でも半導体関連株が上昇したほか
堅調な決算を発表した電子関連銘柄も買われました
大阪ガス＜9532＞が２０１３年以降の高値を更新しました
東証スタンダード市場指数は
１３ポイント安の１，０９０ポイント
と下落しました
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