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日経平均758円高、4営業日で2011円上昇

トピックス, 株式投資のネタ

11月6日(月)の日経平均は
前営業日比758円高の32,708円
と4営業日連続で大幅に上昇しました

 

2日(木)のNYダウは
564ドル高の33,839ドル
と4日連続で上昇しました
この日発表された
7~9月の労働生産性指数におけ単位労働コストが3四半期ぶりに前四半期比で低下し
週間の失業保険申請件数が市場予想を上回ったことから
労働需給ひっ迫によるインフレに対する懸念が後退しました
前日にFRB(連邦準備理事会)が政策金利の据え置きを決定し
長期金利が大幅に低下しましたが
この日もインフレ懸念の後退を受け更に金利が低下しました
金利に対する株式の割高感が更に薄れ
幅広い業種の銘柄が買われました
ナスダック総合株価指数も232ポイント高(13,294ポイント)と連日大幅に上昇しています

週末3日(金)は
222ドル高の34,061ドル
と5日連続で上昇しました
この日発表された雇用統計において
雇用者数は市場予想を下回り
失業率は市場予想を上回りました
平均時給(前月比)は市場予想ほど伸びませんでした
労働需給ひっ迫がインフレを招くとの不安が更に和らぎ
長期金利は低下を続けました
前日同様金利に対する割高感が薄れたことから
幅広い業種の株式が買われました
特に半導体株の上げが目立ちました
ナスダック総合株価指数は
184ポイント高(13,478ポイント)と6営業日連続で大幅に上昇しました

 

米国における連日の長期金利低下と株式の上昇に加え
国内でも長期金利が低下したことから
三連休明けの東京市場では幅広い業種の株式が買われました
週明けのNYダウ先物が前週末の現物終値に対し更に上昇したことも
東京市場における買い安心感に繋がったようです
主要企業、特に製造業において予想以上に好調な7~9月決算を発表する企業が多いことも
日本株が積極的に買われている要因と思われます
米長期金利の急低下を受け
日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが増え
1ドル=149円50銭台と前週末(150円40銭台)に比べ円高が進んだものの
機械、輸送用機器、電気機器、精密など
海外売上の大きい銘柄は上昇する銘柄が目立ちました
業種別指数(東証33業種)は
海運、水産農林、銀行、倉庫、医薬品の5業種を除く28業種が上昇しました
日経平均はこの4営業日で2,011円上昇しました
サッポロ<2501>、T&D<8795>(太陽&大同生命)が2013年以降の高値を
日清食品<2897>、大阪ガス<9532>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
13ポイント高の1,128ポイント
と4営業日連続で上昇しました
寿スピリッツ<2222>(地域限定菓子)、コメ兵<2780>(ブランド品のリサイクルショップ)
アイル<3854>(中小企業・店舗向け販売管理システム)
エコナビスタ<5585>(介護施設見守りシステム)が大幅に上昇しました

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