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日経平均197円安も一時高値更新

トピックス, 本日の株式市場

週明け20日(月)の日経平均は
前週末比197円安の33,388円
と下落しました

 

前週末17日(金)のNYダウは
1ドル高の34,947ドル
と小幅ながら上昇しました
予想を下回る物価上昇を背景にインフレ懸念が後退し
FRB(連邦準備理事会)は利上げを停止するとの見方が広がっていることから
この日の株式市場は買いが優勢となりましたが
ダウは一昨日までの4営業日で1,099ドル上昇していたことから
一部で短期的な利益確定とみられる売りが増えています
これまで買われてきた半導体、ソフトウェアなどIT(情報技術)関連株において
下落する銘柄が目立ちました

 

日本では緩和的な金融政策が続く見通しである中
主要企業の業績は総じて堅調であることから
週明けの東京株式市場は買い先行で始まりました
日経平均は、一時は前週末比268円高(33,853円)まで上昇し
1990年3月以来の高値を更新しました
ただ
日経平均は11月に入ってからこの日の高値まで3,000円近く上昇していることから
短期的な利益確定とみられる売りが増えました
1ドル=148円台へと
前週末(150円台半ば)に比べ円高が進んだことも
外需企業を中心に株式に対する売り圧力を強めました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は521銘柄と
値下がり数:1,110を大きく下回りました
業種別指数(東証33業種)は
保険、鉱業、銀行、サービスの4業種を除く29業種が下落しました
三井倉庫<9302>が2013年以降の高値を
日立製作所<6501>、伊藤忠商事<8001>、東京エレクトロン<8035>
東京海上<8766>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
1ポイント高の1,137ポイント
と前週末に続き上昇しました
Macbee Planet<7095>(データを活用したネット集客支援)が大幅に上昇しました

(参考)
今日は日経平均は一時的ながら90年3月以来の高値を付けました
筆者の記憶では
当時はまだ「バブル」などという言葉は出ておらず
景気も下降しておらず
株式相場もそのうち回復し再び高値を抜くだろう、という雰囲気でした

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