日経平均177円安、高値圏では売り増える
週明け27日(月)の日経平均は
前週末比177円安の33,447円
と3営業日ぶりに下落しました
前週末24日(金)のNYダウは
117ドル高の35,390ドル
と前営業日に続き上昇しました
目新しい売買材料が乏しい中
これまでの利上げによる景気悪化は避けられるとの見方が広がっていることから
エネルギー、消費関連、素材、資本財、金融など
景気の影響の大きい銘柄が買い優勢となりました
一方で
長期金利が上昇したことから
ネット、半導体など一部のIT(情報技術)関連株が売られ
ナスダック総合株価指数は15ポイント安(14,250ポイント)と下落しました
この日は感謝祭(休場)の翌日で短縮取引であったため
積極的な売買は控えられました
前週末は
米国株式が上昇し
日経平均先物も現物を上回って引けたことから
週明けの東京株式市場は買い優勢で始まりました
日経平均は一時は33,811円(前週末比185円高)まで上昇しました
ただ
ダウ先物が前週末の現物終値に対し下落したことから
東京市場でも株式を売る動きが強まりました
バブル崩壊からの回復局面における高値(33,853円)に近付くと
短期的な利益確定とみられる売りが増えます
一時は1ドル=148円台へと前週末午後(149円20~30銭台)に比べ円高が進んだことから
機械、輸送用機器、精密、電機など海外売上の大きい銘柄が売られました
三菱倉庫<9301>が2013年以降の高値を
日清食品<2897>、ファーストリテイリング<9983>が上場来高値を更新しました
東証スタンダード市場指数は
3ポイント高の1,153ポイント
と6営業日連続で上昇しました
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