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日経平均165円高、月間では2628円上昇

トピックス, 本日の株式市場

11月30日(木)の日経平均は
前日比165円高の33,486円
と4営業日ぶりに上昇しました

 

29日(水)のNYダウは
13ドル高の35,430ドル
と前日に続き上昇しました
前日にFRB(連邦準備理事会)高官が
利上げの停止・利下げの開始について前向きな発言をしたことから
長期金利が低下し
金利に対する割高感が薄れた株式を買う動きが続いています
ただ
翌日に個人消費支出物価指数の発表を控え
一旦株式を売る動きも見られました
S&P500指数は4ポイント安(4,550ポイント)
ナスダック総合株価指数は23ポイント安(14,258ポイント)と下落しました

 

S&Pおよびナスダック指数の下落を受け
東京株式市場も売り優勢で始まりました
ただ
ダウ先物が前日の現物終値に対し上昇したことから
日経平均は上昇に転じました
日米ともに長期金利が低下を続けていることから
金利上昇時に金利に対する割高感から売られていた高PER(株価収益率)銘柄が買われ
株価指数を押し上げました
日経平均は月間では2,628円(8.5%)上昇しました
足元は円が反転していますが
特定の業種に偏らず幅広い業種において企業業績が堅調であることや
主要企業に対して資本効率の改善期待が高まっていることが
東京株式市場における買い安心感に繋がっているようです

東証スタンダード市場指数は
4ポイント高の1,165ポイント
と9営業日連続で上昇しました
連日の長期金利低下を受け
中小型の高成長株が買われる状況が続いています
テラプローブ<6627>(半導体テスト受託)が上場来高値を更新しました
スタンダード市場指数は月間では62ポイント(5.7%)上昇しました

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