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日経平均週末は55円安,週間では194円下落

トピックス, 本日の株式市場

12月1日(金)の日経平均は
前日比55円安の33,431円
と下落しました

 

11月30日(木)のNYダウは
520ドル高の35,950ドル
と3日連続で大幅に上昇しました
この日発表された10月の個人消費支出物価指数の伸び(前年比)が9月に比べ鈍化したことから
インフレの終息が改めて意識され、幅広い業種の銘柄が買われました
好決算を発表した顧客情報管理システムのセールスフォースが大幅に上昇し
ダウを押し上げました
一方で
これまで低下傾向であった長期金利がこの日は上昇したことから
金利に対する割高感が意識されるハイテク、ネット株の一部が売られ
ナスダック総合株価指数は32ポイント安(14,226ポイント)と前日に続き下落しました
ダウは月間では2,898ドル(8.8%)上昇しました

 

米国市場におけるハイテク株安を受け
東京市場でも半導体、電子部品ほか電子産業関連株が売られ
日経平均を押し下げました
ただ
1ドル=147円台後半~148円台へと
前日(147円00銭近辺)に比べ円安が進んだことから
輸送用機器が買われたほか
海外情勢(電子関連業界)の影響が小さい
銀行、保険、建設、電力ガス、医薬品、小売り、総合商社などが買われ
TOPIXは7ポイント高(2,382ポイント)と前日に続き上昇しました
日本電気(NEC)<6702>、三菱倉庫<9301>、三井倉庫<9302>が2013年以降の高値を
ブリヂストン<5108>、日立製作所<6501>、ファーストリテイリング<9983>が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では194円(0.6%)下落しました

東証スタンダード市場指数は
1ポイント安の1,163ポイント
と10営業日ぶりに下落しました
スタンダード市場指数は週間では13ポイント(1.1%)上昇しました

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