円急騰受け日経平均２４０円安
１４日（木）の日経平均は
前日比２４０円安の３２，６８６円
と４営業日ぶりに下落しました
１３日（水）のＮＹダウは
５１２ドル高の３７，０９０ドル
と５営業日連続で大幅に上昇しました
ＦＲＢ（連邦準備理事会）はＦＯＭＣ（連邦公開市場委員会）において
来年末の政策金利が現在より低下するとの見通しを示しました
将来の利下げを見込んで長期金利が大幅に低下したことから
金利に対する割高感が薄れた株式を買う動きが強まりました
利下げが景気を押し上げるとの期待から
幅広い業種の銘柄が買われました
ダウはこの５営業日で１，０３５ドル上昇しました
ナスダック総合株価指数も２００ポイント高（１４，７３３ポイント）と大幅に上昇しました
米国株式相場の大幅上昇を受け
東京株式市場も買い先行で始まり
日経平均は前日比１９４円高（３３，１２０円）まで上昇する場面がありました
日本電気（ＮＥＣ）＜6701＞が２０１３年以降の高値を
東京エレクトロン＜8035＞が上場来高値を更新しました
ただ
米国長期金利低下を受け
外国為替市場では日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが進み
１ドル＝１４１円台へと前日（１４５円台後半）に比べ
急激に円高ドル安が進みました
海外売上の大きい企業の業績改善期待が弱まり
株式を売る動きが強まりました
日経平均は一時は前日比４１１円安（３２，５１５円）まで下落しました
業種別（東証３３業種）では
サービス、化学、金属製品の３業種を除く３０業種が下落しました
東証スタンダード市場指数は
９ポイント安の１，１４３ポイント
と下落しました
マクニカ＜3132＞（半導体商社）が上場来高値を更新しました
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