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日経平均175円安もTOPIXは上昇

トピックス, 本日の株式市場

1月4日(木)の日経平均は
前年末比175円安の33,288円
と3営業日連続で下落しました

 

1月2日(火)のNYダウは
前年末比25ドル高の37,715ドル
と小幅ながら上昇しました
証券会社が投資評価を引き下げたアップルが売られました
また
低下を続けていた長期金利が上昇したことから
金利に対する割高感が意識され
ネット、半導体を含むIT(情報技術)関連株が下落しました
S&P500指数は27ポイント安(4,742ポイント)と前年末に続き下落しました
IT関連株の影響が大きいナスダック総合株価指数は
245ポイント安(14,765ポイント)と3営業日連続で大幅に下落しました
ただ
金利上昇により利ザヤ拡大など収益増加が期待される金融株が買わたほか
相場全体が上昇傾向を続けていた中買いが見送られていた
医薬品、日用品、外食、食品、通信など景気の影響が小さい銘柄も上昇し
ダウを押し上げました

3日(水)は
284ドル安の37,430ドル
と下落しました
この日公表された12月開催のFOMC(連邦準備理事会)議事録において
引き締め的な金融政策からの転換について明示されていなかったことから
長期金利が大幅に上昇しました
金利上昇が嫌気され
景気の影響が大きい銘柄やIT株が売られ
株価指数を押し下げました
ナスダック総合株価指数は
173ポイント安(14,592ポイント)と4営業日連続で大幅に下落しました

 

米国における早期利下げ期待の後退に加え
能登半島地震により国内消費が抑制されるとの懸念から
年明けの東京株式市場は株式を売る動きが強い状況で始まりました
日経平均は一時は前年末比770円安(32,693円)まで下落しました
ただ
その後、震災が景気に与える影響は長期化しない、との見方が広がり
株式を買い戻す動きが強まりました
震災復興需要を見込んだ建設関連株の上昇が目立ちました
米国の早期利下げ期待の後退を受け
外国為替市場ではドル買いが増え
1ドル=143円台と
前年12月29日(金)(141円台)に比べ円安ドル高が進んだことから
自動車関連など海外依存の大きい銘柄も上昇しました
ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など
一部の銘柄の下落が日経平均を押し下げましたが
東証プライム市場における値上がり銘柄数は1,216銘柄と
値下がり数:410を大きく上回りました
TOPIXは12ポイント高(2,378ポイント)と前年末に続き上昇しました
サッポロ<2501>が2013年以降の高値を
積水ハウス<1928>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
11ポイント高の1,180ポイント
と4営業日連続で上昇しました
コメ兵<2780>(ブランド品のリサイクルショップ)が大幅に上昇しました
ライフドリンク<2585>(飲料製造)が上場来高値を更新しました

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