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日経平均34,000円に迫る

トピックス, 本日の株式市場

1月9日(火)の日経平均は
前週末比385円高の33,763円
と前週末に続き大幅に上昇しました

 

前週末5日(金)のNYダウは
25ドル高の37,466ドル
と小幅ながら前日に続き上昇しました
この日発表された12月の雇用統計において
雇用者数が市場予想を上回り
失業率は市場予想を下回りました
雇用が堅調との見方から
株式を買う動きが強まった一方
早期の利下げ期待が後退したとの見方から
株式を売る動きが強まり
ダウは下落する場面がありました
その後サプライマネジメント協会が発表した
12月の非製造業景況感指数が市場予想を下回ったことから
長期金利が低下し
金利に対する比較から再び株式を買う動きが強まりました

週明け8日(月)のダウは
216ドル高の37,683ドル
と3営業日連続で上昇しました
NY連銀発表の12月の消費者調査において
1年先の物価上昇率の予想が低水準であったことから
長期金利が低下しました
金利に対する割高感が薄れた半導体を含むIT(情報技術)関連株が買われ
株価指数を押し上げました
ナスダック総合株価指数は319ポイント高(14,843ポイント)と大幅に上昇しました
ただ
飛行中に機体の一部が吹き飛び緊急着陸したボーイングが大幅に下落したことから
ダウは前週末終値を下回って推移する場面がありました

 

米国におけるIT株を中心とした上昇を受け
東京市場でも半導体関連を含む電機、機械、精密株が買われ
株価指数を押し上げました
日経平均は一時は33,990円(前週末比612円高)と
バブル崩壊後の回復局面の高値を更新し
1990年3月の水準まで上昇しました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は1,315銘柄と
値下がり数:311を大きく上回りました
ただ
34,000円を目前にした急上昇を受け
一旦株式を売る動きが増え
日経平均は上げ幅を縮小しました
11日(木)に米国の消費者物価指数の発表を控えていることも
相場の上昇局面において買いが手控えられた一因と思われます
サッポロ<2501>、日本電気<6701>(NEC)
大阪ガス<9532>が2013年以降の高値を
積水ハウス<1928>、日立製作所<6501>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
13ポイント高の1,192ポイント
と上昇しました
ライフドリンク<2585>(飲料製造)、コメ兵<2780>(ブランド品のリサイクルショップ)
トレジャーファクトリー<3093>(リサイクルショップ)、Japan Eyewear<5889>(高級眼鏡店)
テラプローブ<6627>(半導体テスト受託)が大幅に上昇しました
ライフドリンクが上場来高値を更新しました

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