日経平均週末は527円高、週間では2199円上昇
１２日（金）の日経平均は
前日比５２７円高の３５，５７７円
と４営業日連続で大幅に上昇しました
バブル崩壊からの回復局面における高値を連日更新しています
１１日（木）のＮＹダウは
１５ドル高の３７，７１１ドル
と小幅ながら前日に続き上昇しました
この日発表された
１２月の消費者物価指数が市場を上回り
週間の失業保険申請件数は市場予想を下回りました
物価、雇用面から早期の利下げ期待がこれまで以上に後退したことから
株式を売る動きが強まり
ダウは一時は前日比２７１ドル安（３７，４２４ドル）まで下落しました
Ｓ＆Ｐ５００指数は３ポイント安（４，７８０ポイント）と下落しました
一方で
今後発表が本格化する主要企業の１０～１２月決算は総じて好調、との期待から
株式を買い戻す動きが強まりました
米国株式相場は横這いであったものの
ダウ先物が前日の現物終値に対し上昇したことや
日本企業に対する業績改善期待があることから
東京市場は買い意欲の強い状況で始まり
日経平均は一時は前日比７８９円高（３５，８３９円）まで上昇しました
前日引け後に好決算を発表したファーストリテイリング＜9983＞が大幅に上昇したことも
日経平均を押し上げました
ただ
日経平均は前日まで４営業日連続で上昇し
４日（木）の終値（３３，２８８円）からこの日の高値まで
２，５５１円も上昇していることから
高値圏では短期的な利益確定とみられる売りが増えました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は５５１銘柄と
値下がり数：１，０５８を大きく下回りました
日経平均はこの５営業日で２，２８８円上昇しました
サッポロ＜2501＞、野村不動産＜3231＞、日本電気＜6701＞（ＮＥＣ）
京セラ＜6971＞、三菱倉庫＜9301＞、三井倉庫＜9302＞
住友倉庫＜9303＞が２０１３年以降の高値を
積水ハウス＜1928＞、伊藤忠商事＜8001＞、東京エレクトロン＜8035＞、住友商事＜8053＞
ＫＤＤＩ＜9433＞、ファーストリテイリングが上場来高値を更新しました
日経平均は週間では２，１９９円（６．６％）上昇しました
東証スタンダード市場指数は
２ポイント安の１，１９７ポイント
と４営業日ぶりに下落しました
マクニカ＜3132＞（半導体商社）が上場来高値を更新しました
スタンダード市場指数は週間では１７ポイント（１．５％）上昇しました
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