日経平均２９円安、日銀政策決定後に下落
２３日（火）の日経平均は
前日比２９円安の３６，５１７円
と３営業日ぶりに下落しました
週明け２２日（月）のＮＹダウは
１３８ドル高の３８，００１ドル
と３営業日連続で大幅に上昇しました
今週から発表が始まる主要ＩＴ（情報技術）企業の決算に対する期待から
株式を買う動きが強まりました
ダウは前週末に続き史上最高値を更新し
初の３８，０００ドル乗せとなりました
ダウは一時は３８，１０９ドル（前週末比２４５ドル高）まで上昇しましたが
高値圏では短期的な利益確定とみられる売りが増え
上げ幅を縮小しました
Ｓ＆Ｐ５００指数も前週末に続き史上最高値を更新しました
米国におけるＩＴ株高を受け
この日の東京市場でも製造装置など半導体関連株が買われ
日経平均は一時は前日比４３７円高（３６，９８４円）まで上昇しました
日銀は金融政策決定会合において
現行の緩和的な政策の維持を決定しました
ただ
株式相場はこの日の午前まで緩和政策の継続を織り込む形で上昇し
日経平均は１８日（木）の終値（３５，４６６円）からこの日の高値まで
１，５１８円上昇していたことから
政策決定の発表後は短期的な利益確定とみられる売りが増えました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は５５７銘柄と
値下がり数：１，０４６を大きく下回りました
鹿島＜1812＞、野村不動産＜3231＞、ＮＥＣ＜6701＞、三井倉庫＜9302＞
住友倉庫＜9303＞、ＮＴＴ＜9432＞が２０１３年以降の高値を
味の素＜2802＞、ブリヂストン＜5108＞、日立製作所＜6501＞、三菱電機＜6503＞
アドバンテスト＜6857＞、トヨタ自動車＜7203＞、住友商事＜8053＞、三菱商事＜8058＞
ＳＯＭＰＯ＜8630＞、日本取引所＜8697＞、ＫＤＤＩ＜9433＞が上場来高値を更新しました
東証スタンダード市場指数は
３ポイント安の１，２１７ポイント
と４営業日ぶりに下落しました
ライフドリンク＜2585＞（飲料製造）、グリーンズ＜6547＞（中部地盤のホテル運営）
テラプローブ＜6627＞（半導体テスト受託）が上場来高値を更新しました
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