米利下げ期待後退受け日経平均２７５円安
２月１日（木）の日経平均は
前日比２７５円安の３６，０１１円
と４営業日ぶりに下落しました
１月３１日（水）のＮＹダウは
３１７ドル安の３８，１５０ドル
と５営業日ぶりに下落しました
ＦＯＭＣ（連邦公開市場委員会）の結果発表と
パウエルＦＲＢ（連邦準備理事会）議長の会見を受け
３月に利下げを開始するとの期待が後退しました
金利と株価指標の比較からＩＴ（情報技術）株の下げが目立ちました
前日の市場取引時間外に決算発表した
アルファベット（グーグルの持株会社）、アドバンストマイクロデバイセズが
下落しました
ナスダック総合株価指数は３４５ポイント安（１５，１６４ポイント）と
大幅に下落しました
ダウは月間では４６０ドル（１．２％）上昇しました
米国における早期利下げ期待の後退を受け
東京市場でも株式を売る動きが強まりました
１ドル＝１４６円台後半へと前日（１４７円台後半）に比べ
円高ドル安が進んだことから
ゴム製品（タイヤなど）、機械、輸送用機器、精密、電機など
海外依存度の高い業種の銘柄が売られました
また
前日に日銀が公表した金融決定会合の｢主な意見｣を受け
金融緩和政策の変更が近付きつつあるとの見方が広がっていることも
引き続き株式の買いを控えさせているようです
東証プライム市場における値上がり銘柄数は４８５銘柄と
値下がり数：１，１２１を大きく下回りました
三菱ＵＦＪ＜8306＞が２０１３年以降の高値を
伊藤忠商事＜8001＞、三井物産＜8031＞が上場来高値を更新しました
東証スタンダード市場指数は
３ポイント安の１，２２６ポイント
と４営業日ぶりに下落しました
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