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週末ダウは94ドル高、週間では562ドル上昇

トピックス, 本日の株式市場

週末
13日(金)の
NYダウは
94ドル高
25,019ドル
と上昇し
6月15日(25,090ドル)以来の
25,000ドル回復となりました

IT(情報技術)関連銘柄が
好調な4~6月決算を発表するとの期待に加え
米中貿易摩擦に関して
両国から新たな強硬措置が表明されなかったことから
摩擦懸念がやや和らぎ
株式に対する買いが優勢となりました
ナスダック総合株価指数は
2ポイント高
7,825ポイント
と連日の史上最高値更新となりました
ダウは
週間では562ドル上昇しました

 

米国における6月の輸入物価指数が
市場予想以上に下落したことから
米長期金利が低下しました
このため
日米金利差縮小を見込んだ
円買いドル売りが進み
NYの外国為替市場では
1ドル=112円30銭台と
東京市場(112円50~60銭台)に比べ
円は上昇しました

シカゴ日経平均先物は
22,575円と
東京市場における日経平均終値
22,597円
をやや下回って引けました

 

週明けの
日経平均は
弱含みで始まると予想されます
たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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