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世界景気悪化懸念も日経平均12円安

トピックス, 本日の株式市場

16日(木)の
日経平均は
前日比12円安
22,192円
と前日に続き下落しました

 

 

15日(水)の
NYダウは
137ドル安
25,162ドル
と下落しました

トルコが米国輸入品への追加関税を表明し
両国の関係悪化懸念が強まったことから
米国株式は売られました
世界景気悪化懸念から
原油や銅など国際商品市況が悪化したため
素材株の下げが目立ちました
中国のインターネット大手テンセントが
減益決算を発表したことから
米国市場でもネット/ハイテク関連銘柄が売られました

 

 

米国をめぐる貿易摩擦懸念や
NYダウ下落に加え
1ドル=110円台へと
前日(111円20~30銭台)に比べ
円安ドル高が進み
外需企業の採算悪化懸念が強まったことや
中国景気の減速懸念を受け
この日の
香港/上海株式市場が軟調であったことから
日経平均は、一時は
前日比332円安(21,871円)まで
下落しました
ただ、その後
中国商務次官が訪米と報じられたことから
米中貿易摩擦の緩和が期待され
日経平均は上昇に転じる場面があり
小幅安で引けました

 

日経ジャスダック平均は
22円安
3,690円
と前日に続き下落しました

 

 

米国と他国の摩擦を背景に
新興国の通貨市場の混乱や
世界景気の悪化懸念が残る中
日米ともに
主要企業の4~6月決算発表が一段落し
企業業績面から
株式市場を押し上げることを期待し難いことから
当面
日米の株式市場は
冴えない展開となる可能性があります
また
既に中国では景気減速が顕著になり
米国経済も
利上げにより減速するリスクがあるため
世界の株式市場は
中期的に上昇基調が続けることは期待し難い
と考えています

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