TOPICS

米中・香港・世界景気不安から229円安

トピックス, 本日の株式市場

三連休明け13日(火)の日経平均は
前週末比229円安
20,455円
と3営業日ぶりに下落しました

 

前週末9日(金)のNYダウは
90ドル安
26,287ドル
と下落しました
米政府が
中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)との取引再開許可を先送り
と報じられたことに加え
トランプ大統領が
対中貿易について合意する準備が出来ていない
と述べ
対立長期化が懸念されたことから
米国株式は売りが優勢となりました
ダウは週間では
197ドル(0.7%)下落しました

週明け12日(月)のダウは
389ドル安
25,897ドル
と前週末に続き下落しました
長期金利が低下したことから
米国景気の悪化懸念が強まり
株式が売られました
香港の航空当局が
香港国際空港の発着便の欠航を決めたことから
香港情勢の悪化による企業の活動への影響が懸念され
株式を売る動きが強まりました

 

米中対立激化
世界景気の減速懸念
香港情勢の不安に加え
1ドル=105円30~40銭台へと
前週末(80~90銭台)に比べ
円高ドル安が進み
外需企業の業績悪化懸念が強まったことから
週明けの日経平均も大きく下落しました
第一三共<4568>
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
21円安
3,357円
と前週末に続き下落しました
前週末引け後に好決算を発表した
精工技研<6834>(光通信・自動車センサー用部品)
が大幅に上昇しました

 

米中は今後も政治・経済分野で対立し
株式市場の波乱要因になることがあり得る
とみています
中国景気は
米国による関税引き上げによる停滞が続き
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
強弱入り乱れる経済指標の発表により
利下げ期待と期待後退を繰り返し
株式市場は上下動を繰り返すと予想されます
日本については
低調な4~6月決算を発表する企業が増えてくると予想されるため
株式市場は冴えない状況が続く
と考えています

この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。

既存ユーザのログイン