日経平均11日ぶりに下落
18日(水)の日経平均は
前日比40円安
21,960円
と11営業日ぶりに下落しました
17日(火)のNYダウは
33ドル高
27,110ドル
と上昇しました
爆撃されたサウジアラビアの石油施設の生産量は
月内に爆撃前の水準に回復
と報じらたことから
原油価格上昇による景気下押し懸念が後退し
株式を買い戻す動きが強まりました
ただ
18日(現地日時)にFOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を控え
一旦株式を売る動きも強く
ダウの上昇は限定的でした
日経平均は
前日までの10営業日まで連続して上昇し
上げ幅は1,381円となっていたことに加え
FOMCの結果発表を控えていることから
東京市場では
一旦株式を売る動きが優勢となりました
日経ジャスダック平均は
1円高
3,353円
と9営業日連続で上昇しました
前日引け後に業績予想を上方修正した
石塚製菓<2221>(米菓)
前日引け後に業績予想の上方修正と増配を発表した
ストライク<6196>(M&A仲介)
が大幅に上昇しました
中東情勢は依然不透明感が残る中
米中は今後も政治・経済分野で対立し
株価の波乱要因になり得るでしょう
中国については
米国による関税引き上げによる停滞が続き
経済対策の効果は限定的で
日米欧の景気を押し下げる状況が続くと予想されます
米国については
追加利下げが確実視されていますが
今後も
景気状況によって
利下げの実施と見送りの予想を繰り返すと思われ
利下げ期待による株価押上げ効果は
徐々に小さくなる可能性があります
日本については
7月以降の企業業績に過度な期待を持てず
海外市場に振り回される状況が続くとみています
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