日経平均129円安、9営業日ぶりに下落
23日(火)の日経平均は
前日比129円安の30,957円
と9営業日ぶりに下落しました
週明け22日(月)のNYダウは
140ドル安の33,286ドル
と前週末に続き下落しました
債務上限問題(※)についてのバイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和党)の会談を前に
積極的な売買は控えられました
複数のFRB(連邦準備理事会)高官が金融引き締めの継続を示唆したことから
株式を売る動きが強まる場面がありました
ネット・半導体株が買われ
SP500指数は0.65ポイント高(4,192.63ポイント)
ナスダック総合株価指数は62ポイント高(12,720ポイント)と上昇しました
(※)連邦債務が法定上限に達した結果
議会で上限引き上げや適用停止を決めないと債務不履行(デフォルト)となります
米国においてネット・半導体株が買われたことから
日経平均は上昇して始まり
一時は前日比265円高(31,352円)となりました
その後
経済産業省が一部の半導体製造装置を輸出管理の対象に加えたと発表したことから
日経平均は下落に転じました
日経平均は前日まの8営業日間で1,964円上昇していたこともあり
輸出管理強化をきっかけに株式を売る動きに拍車がかかりました
日経平均は前日比258円安(30,828円)まで下落する場面がありました
ただ、日本は緩和的な金融政策が続く中
企業業績が総じて堅調で
コロナ下の諸制限(自粛)の解除により経済活発化が期待されることから
株式相場は大幅には下落しませんでした
味の素<2802>、オリエンタルランド<4661>
伊藤忠商事<8001>、丸紅<8002>、三井物産<8031>、住友商事<8053>、三菱商事<8058>
東京海上<8766>が上場来高値を更新しました
東証スタンダード市場指数は
6ポイント安の1,076ポイント
と3営業日ぶりに下落しました
マクニカ<3132>(半導体商社)が上場来高値を更新しました
この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。