投資豆知識

巷にあふれる注目株や推奨銘柄!本当にあてになるの?

「○○株は面白い」や「○○業界は値上がりが期待できる」などの情報が出回っています。株式投資をする投資家にとっては、気になる情報や材料を耳にする機会は多いのではないでしょうか。投資顧問やメディアなども注目株や推奨銘柄などと称してあれこれと情報を提供しています。そんな中、投資家に求められるのは、あふれる情報の整理や取捨選択です。詳細について見てみましょう。

 

注目株や推奨銘柄は投資顧問によって異なる

 

注目株や推奨銘柄の情報といえば、投資顧問によって大きく異なるのが現状です。極端な話、投資顧問に在籍するエコノミストや投資アドバイザーによっても異なるケースも少なくありません。そもそも、注目株や推奨銘柄の定義自体が明確になっていないことも、このようなことになる大きな理由といえるのではないでしょうか。日頃から信頼できる投資顧問や的中率の高いエコノミストなどの情報をチェックしておくことが必要です。

 

どんな投資をしたいかによって注目株が変わる

 

「どんな投資スタイルを目指すのか」によっても注目株やターゲット銘柄などは変わってきます。短期的に利益を出すことを目標にするのか、それとも中長期的な視点に立つかによっても銘柄選びは異なることになるでしょう。短期間で結果を出したいなら、テーマ株や材料株などに注目するべきかもしれません。値動きが激しいことも予測されるため、チャートやろうそく足などのこまめなチェックも必要。一方、時間をかけて利益を出したいなら、安定感のある優良企業の株式を選択するのがおすすめです。

 

推奨銘柄はメディアの都合で選ばれていることも

 

株式投資にまつわる情報を提供するメディアによっても、推奨銘柄が違うというケースも良く見られることではないでしょうか。これは、メディアによる情報操作による戦略もあるため注意が必要です。「○○会社の株価が上げれば好都合」などのメディアの都合や思惑が見え隠れしています。このような情報に左右されることなく、冷静に判断することが重要といえるでしょう。

 

選ぶかどうかの最終判断を下すのは自分

 

どの企業の株式を購入するのかを決めるのは、他でもなく投資家本人です。当然ながら、下した判断の結果も自らが全てを受け止めることになります。必ずしも好結果になるとは限りませんが、下した決断に一喜一憂するのも株式投資の楽しみの一つです。

 

まとめ

 

投資のスタイルや手法は投資家によっても大きく異なります。短期間での利益確保を目指すデイトレーダーなどにとっては、目先の値上がりを期待した銘柄選びになります。テーマ株や材料株などの値動きの激しい銘柄が選択の中心となるでしょう。一方、中長期的視野で投資に臨むなら、いわゆる安定株を購入するのが得策です。自ら納得のいく銘柄選びをすることが求められます。