投資豆知識

長期投資で儲けたい!有望株を探し出す方法とは?

株式投資を始めてみたものの、忙しくて数日証券口座を見てなかったら含み損になっていた!という経験はありませんか?損失が少ないうちに売ってしまおうという気持ちにもなりがちです。しかし長期投資をしている人にとっては、上昇中の一時的な下げに見えることもあるのです。長期投資は、数年以上の長いスパンで運用して、株式投資で利益を出す投資方法です。長期投資の方法や有望銘柄の探し方について研究してみましょう。

 

長期投資と短期投資では有望株が異なる

 

短期間で利益を上げるには、短期的な好材料が必要です。すでに動意づいている銘柄に乗ることが得策といえます。たとえば「今年は猛暑でエアコンの売れ行きがよさそうだ」というニュースを見てエアコン関連の銘柄に投資する方法です。すでに株価は上昇し始めているかもしれませんが、さらなる値上がりを期待して買う人が増える限り株価は上昇しますから、利益を出すことは可能です。しかしある程度利益を得た投資家は株式を売ることによって利益を確定しますら、猛暑が続いていても株価は下がり、売りそびれた人はマイナスで決済する場合もあります。投資先の企業が優良企業で悪い材料がなくても起こる現象です。つまり株式の需給によって起こる株価の利ザヤを取るわけです。

これに対して長期投資では、将来何年にもわたって通用するような技術や新しい事業形態をもつ企業を探して投資します。単に投資家の需給によるものではなく、長期的に発展している企業に投資する方法です。

 

安定性にプラスアルファのある銘柄を探す

 

長期投資における有望株は、今までになかった技術や事業形態が認められて、安定的に株価が伸びている企業です。もちろん有名な優良企業といわれる企業はつぶれる心配がほとんどないので安心して投資することができます。しかし伸びるのが当たり前という認識を持たれるので、世間から驚きをもってみられることがありません。できれば世の中を変えてしまうほどの現象を起こしたものに注目してみるとよいでしょう。たとえば過去における携帯電話の普及、コンビニやドラッグストアの台頭などをキャッチして長期投資をしていれば、長期投資で利益を出せたことがわかります。

 

複数年連続の増益・増収に注目

 

複数年連続で増益・増収している企業は、事業計画の進ちょくがよく投資家に好印象なので、買われる銘柄となります。特に長期投資家が注目している条件なので、長期投資をする場合には重要です。ネット証券などでは、増益・増収の企業を検索することもできますのでチェックしておきましょう。

 

年々配当が増えている銘柄は有望株

 

長期投資をする場合、売却益がないので配当で利益を得ることになります。なので年々配当が増えている銘柄は投資家の人気が高く有望株になります。もちろん配当が増えるということは、企業として増収増益している証でもあるので、投資先として優秀です。結果さらに買われて株価が上がるという好循環になるわけです。

 

まとめ

 

株式投資で長期投資をする場合は、新しい分野を開拓する、新しい事業形態を打ち出すなど、世の中にサプライズを起こすような企業に投資する眼が大切です。また増収増益を複数年続けている裏付けも必要になります。ユメだけで買われている銘柄は、投資家の需給によって株価が崩れてしまう可能性があるからです。これらを念頭に置いて、まずは有望銘柄の候補を見つけて検証してみましょう。