投資豆知識

日本化学産業<4094>、EV電池材料増産

日本化学産業<4094>は
住友金属鉱山<5713>から
二次電池用正極材の加工を受託していますが
加工の増量要請を受け
設備を増強し加工量を増やす予定です

月間の加工量は
現在の350トンから
2018年1月には600トンに増量の予定です

パナソニック<6752>は
米の電気自動車EVベンチャー
テスラに電池を納入していますが
住友金属鉱山は
パナソニックに正極材を納入していることから
増産分は
テスラのEV用と思われます

 

日本化学産業の
直近の四半期である
今期(2017年3月期)第3四半期(16年10~12月)業績は
売上高:前年比10%増(53億3千万円)
経常利益:同31%増(8億4千万円)
と好調でしたが

主力の薬品事業が
二次電池用正極材の受託加工が好調で
売上高:前年比11%増(44億3千万円)
営業利益:同43%増(6億3千万円)
(営業利益は本社費用など調整前)
となっています

来期(18年3月期)以降
リチウムイオン電池正極材の受託加工がけん引し
更に高い利益成長を続けることが期待されます