投資豆知識

工作機械、中国向け落ち込む

日本工作機械工業会が発表した
5月の中国からの工作機械受注額は
前年比9.5%減
と前年を下回りました

 

3カ月連続で前年を下回り
4月(同2.3%減)よりも
下落率は大きくなりました

自動車向けは
同53%増と
好調であった一方
電機精密向けは
同68%減
と大きく落ち込みました
スマートフォン製造向けの
需要が低迷している
と推測されます

 

外需内需を合わせた
総受注額は
前年比14.9%増
と好調を持続しています

5月の受注総額(約1492億円)に占める
中国からの受注(約247億円)の比率は
16.5%で
現在のところは
中国の不振が
全体に大きな影響を与えていませんが
中国景気が息切れすれば
先進国の経済および株式市場に
悪影響を及ぼす可能性があります
特に
スマートフォン需要の落ち込みが
日本の電子産業に与える影響は
小さくないと思います
先行き要注意です