投資豆知識

工作機械受注落ち込む

日本工作機械工業会が
9月12日に発表した
8月の工作機械受注額は
前年比5%増((1405億円)
となりました

国内向けは
同20%増(624億円)
と高い伸びとなりましたが

海外からの受注は
同4%減(781億円)
と21カ月ぶりに前年を下回りました

 

受注先の地域別内訳など
詳細は不明ですが
外需の3割を占める中国向けが
伸び悩んでいると推測されます

米中貿易摩擦の影響で
在中の電子機器や自動車関連のメーカーが
米国からの需要減少に備え
工作機械などの設備投資を控えている可能性があります

また
中国自体の景気減速が顕著になっていることも
現地企業の投資手控えの一因になっている
とみています

 

今後
米中貿易摩擦の動向や
為替動向によって
電機、機械株が上昇する局面も
あるかと思いますが
中国向け売上比率の高いメーカーは
(日用品・必需品・消耗鵜品などを除く)
業績、株価はピークを打つのではないか
と懸念しています