受注は重要
決算を見るときに
売上や利益が重要なのは勿論ですが
受注も重要です
「受注高」とは
文字通りお客さんから注文をもらった金額ですが
商品を受注してから売上計上するまで
日数がかかる会社は
受注高を公表しています
月次の受注を公表したり
ホームページに掲載している場合もありますし
四半期決算の発表時に
受注高を公表する会社もあります
当然
受注は売上に先行するため
売上が伸びていても
受注が落ちていると
近いうちに売上も落ちてくる可能性があるので
受注動向には
注目する必要があります
機械などに使用される電源を製造する
コーセル＜6905＞という会社の
３～５月度の
売上高は
前年比１５％増（６９億５千万円）
経常利益は
同１１％増（１１億７千万円）
と好調に推移しましたが
受注高は
同４％減（６６億３千万円）
と前年を下回りました
また
６月度（５月２１日～６月２０日）における
受注高、売上高は
受注高：前年比２３％減
売上高：同１５％増
と、売上高は伸びる一方
受注は前年を下回る状況が続いています
（コーセルの決算期末は２０日）
今後
この会社の売上は伸び悩み
業績は悪化しないか懸念されます
