四半期決算は３カ月間をみよう
７月下旬から
決算期が３月である企業の
第１四半期（４～６月）の決算発表が始まります
また
３月期以外が決算の企業
すなわち
６月、９月、１２月が決算期の企業も
決算が発表されますが
これらの決算期の企業は
少しだけ注意してみる必要があります
６月期が決算期の企業は
１２カ月間（通期：１７年７月～１８年６月）
９月期は
９カ月間（第１～３四半期；１７年１０月～１８年６月）
１２月期は
６カ月間（上期＝第１～２四半期：１８年１～６月）
の決算が発表されます
これらの決算期の会社も
１２カ月間、９カ月間、６カ月間の業績を
前年と比較するのではなく
直近の３カ月間
すなわち４～６月の業績を前年と比較すべきでしょう
新聞などで
「１～６月○○％増益」
とありますが
１～３月は増益
４～６月は減益
つまり
１～３月がピークであった可能性もあるので
要注意です
３カ月間の業績のチェックの仕方としては
例えば
１８年９月が決算期である会社の
第１～３四半期（１７年１０月～１８年６月）の決算短信と
第１～２四半期（１７年１０月～１８年３月）を比較して
１８年９月期の１～３四半期の売上高から１～２四半期の売上高を引くと
第３四半期（４～６月）の売上が出ます
（１～３四半期売上－１～２四半期売上＝第３四半期売上）
同じように
前年すなわち
１７年９月期も同様に引き算すると
去年の４～６月の売上がでるので
これを比較すれば良いです
（利益も同様の方法で比較できます）
尚
四季報オンラインでは
（会員のみですが）
四半期業績および前年比を見ることができます
